麻雀牌を探していました。
スプレッドシートの進行表を作るためです（後述）。
まず、最初から麻雀をプレイする気は無かったので、白牌単体で買えるお店を探しました。
それはすぐに見つかりました。
囲碁ラボさんというお店でした。
しかし牌のサイズが少し小さいですし、価格も高いです。
1牌が100円以上というのは少し考えてしまいます。
どうやら日本では他に白牌単体を取り扱っているお店は無さそうだったので、海外のお店を探しました。
しかし、全然見つけられませんでした。
個人で注文できるのかは謎ですが、アリババで売っているお店を１軒だけ見つけました。
しかしMin orderが1万個からだったので諦めました。
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売っているお店が無いのであれば、製造元から直接売ってもらえばいいと思い、日本の製造元にメールを出しました。
しかし白牌は他の字牌と同じ金型で作っているらしく、白牌だけ別で製造するということは無理のようでした。
ここまで来てようやく、どうやら自分が欲しいサイズの白牌を単体で手に入れることは無理そうだと理解しました。
白牌単体で手に入らないのであれば、まぁしょうがない、普通の麻雀牌を裏返して使うかなと思ったのですが、ここでもまた不具合が発生してしまいました。
日本で売られている麻雀牌は、ほとんどが2色牌だと思います。
ツラの色と背の色が違います。
これでは進行表の材料としては具合が悪いです。
そこで、30mm前後の大きさで白一色の牌を探しました。
探して探して、ようやく見つけたのがJD.comというサイトでした。
聞き慣れないECサイトですし、言語が中国語オンリーなので最初は無理かなと思っていました。
しかし調べてみると日本からも買えるようです。
早速アカウントを作りました。
そして春節が明けるのを待って、ショップにチャットをいれました。
「Is this brand new？」と。
「你好」とだけ返事がありましたが、そこから先に進みませんでした。
どうやら英語は通じないようです。
グーグル翻訳を駆使して「これは新品ですか？」と中国語で質問しました。
チャットの反応は異常に早くて(もしかしてAI？)、「どれでも新品です」と返答がありました。
私がなぜこんな質問をしたのかと言えば、JD.comでは検索画面に「新品」という項目があるんです。
だからてっきり、検索結果には中古も含まれているのかな？と勘違いしたわけです。
後で調べてみたら、中国語で新品とは日本語で言うところの「新着」のことであり、つまりは最近売りに出された商品ということみたいでした。
そんなこと知らずに「これは新品ですか？」なんて質問をしてしまったことを恥ずかしく思いました。
まぁとにかくショッピングカートに商品を入れて決済へ進みます。
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88.00元 1592.98円
↑私が買った麻雀牌。
デビットカードは通らなかったので、他のクレジットカードを試してみたらすんなり通りました。
注文した時点で送料の表示はゼロでしたが、なんか国境を超えた時点で送料が発生するとかなんとか・・・。
なんだかよく分かりませんが、とりあえず注文は完了したようでした。
注文が完了した時点では商品代金が引き落とされることはありませんでした。
よく分かりませんが、トラッキングが「コンテナ倉庫」になった時点で商品代金の請求が来たので、指示されるがまま支払いました。
注文してから12日後。
ボコボコのダンボールに入って届きました。
中国通販を利用したことがある人ならお馴染みの光景でしょうね。
ダンボールの一部が破けてしまっていて、内容物が少し露出していましたが、幸い内容物にダメージは無さそうです。
まぁとにかく届いて良かった。
と言うか、まだ送料払ってませんけど・・・。
送料を払う前に荷物が届いてしまうというのは、どういうことでしょうか？
後で請求が来るのかな？
開封してすぐに検品しましたが、特に問題ありませんでした。
36枚づつパッキングされていたのですが、過酷な旅だったのでしょう、パッキングフィルムは全てバラバラに砕けていました。
それでも牌はノーダメージでしたし、きっちり144枚入っていました。
材質はメラミンとありましたが、よく分かりません。
触った感じは硬質なプラスチックで、表面はツルツルしています。
大きさは結構不揃いな感じですが、まぁ許容範囲でしょう。
進行表の材料としては問題無い感じです。
においも特にありません。
中国から牌を輸入したら滅茶苦茶くさかったというレビューを見ていたので、内心かなりビビっていたのですが、どうやら杞憂だったようです。
中国では40mm前後の牌が主流らしく、私が買った30mmの牌は旅行用のミニ牌という扱いのようです。
まぁとにかくこれで進行表の材料を手に入れることができました。
で、さっきから出てくる進行表とは何のことかと言えば、つまりこのような物です。
スプレッドシートで書類を作っているとき、作業が混んでくると自分がいま何をしているのか分からなくなることがあります。
そんなときに「関数入れ忘れた」とか「枠線入れ忘れた」とか、そんなイージーミスが発生しがちです。
それを防ぐための道具が欲しかったわけです。
ヒントになったのは、空港の管制官たちが使っている道具です。
彼らが使っている道具の名称は分かりませんが、長さが20cmぐらいの角棒にフライトナンバーが書かれているものです。
その棒をデスクの上で管制官同士でやり取りしている。
空港の管制塔なんてハイテク技術の塊なんじゃないかと思いがちですが、案外こういうアナログな工夫が仕事効率を高めることもあるわけです。
私はそれの真似をしたというわけです。
工程が貼られた牌をデスクの上に並べて、自分がいまどんな作業をしているか一目で分かるようにしたかったわけです。
結果的には、思い描いていた通りのものが出来ました。
使用した[ラベル]と[滑りを良くするテープ]
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ラベルはくっきり印刷できる良質なものでした。
滑りを良くするテープは、微妙でした。 重い物用かもしれません。
今回初めてジンドンで買い物してみたわけですが、どうでしょうね・・・。
やはり中国国内向けのサービスという印象を受けました。
特に支払いが発生するタイミングは独特で、初めて利用するときは戸惑うポイントでしょうね。
しかし1度経験してしまえば、あとは何も迷うことはありません。
追記
2022/03/12 20:58:03
送料は商品代金が引き落とされる月に同時に引き落とされるらしい。
今回は重量が約2kgで、送料が1600円ぐらいでした。
つまり麻雀牌144個が3200円ぐらいで手に入ったことになります。
1つが約22円。
・・・品質を考えると微妙かもしれません。
おわり。
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